アーセナル 最近噂のラカゼットとトーマス・パーティのトレード得するのはどっち❓
コロナウイルスの影響で各国の試合がないので、メディアも話題がなく、最近は移籍の飛ばし記事が多くなっている。
その中の1つがアーセナルのラカゼットとアトレチコマドリードのトーマス・パーティのトレードの噂について。
アーセナルはラカゼットの他にもオーバメヤンも移籍の噂が出ており、もしどちらも実現してしまうと。前線nの戦力ダウンは避けられない。
個人的にラカゼットには思い出がいっぱいで大好きな選手なのでぜひ残ってほしいと思っている。
そういう主観はさておき、戦力的にはどうなのかを考察したいと思う。
★年齢及び出身
ラカゼットは1991年5月生まれの今年で29歳になる。
一方のトーマスは1993年6月生まれの今年27歳ということでラカゼットより2歳若いので、若干ではあるが、若返りには成功する。
そういう意味ではそういう意味では1つのメリットではある。
トーマスの出身はガーナ人ではあるが、スペインに長くいるのでアルテタ監督とのコミュニケーションはおそらく困らないと思われるが、英語に関しては未知数である。
ただそもそも英国人が少ないので、スペイン語と母国語のフランス語を話せればまあそれなりにコミュニケーションは取れるであろう。
★トーマスのプレースタイル
本題はむしろここで、トーマスがどういうプレイヤーか。
ポジションは中盤のセンター。
昔はセンターバックやトップ下もやっていたりもしていたので、万能型でもある。
今シーズンのアトレチコでは中盤のセンターに固定されている。
プレースタイルも万能。
大げさに言うと守備ができるポグバというイメージ。シメオネ監督の元でやっているだけあって、守備の献身性と相手を潰す能力はすこぶる高い。むしろ守備専門の選手でもかなり通用する。
ただ彼は攻撃もすごい。
奪った後の攻撃のスイッチを入れる縦パスが非常に上手い。ショートパスもロングパスも上手い。ポグバのようなタッチダウンパスも時折見せてくれる。そしてハイプレスを交わすドリブルのテクニックもある。
かつ、自分が自ら前に出てゴールに絡む動きもできる。
とにかく万能で、アーセナルの中盤のセバージョス、トレイラ、ゲンドゥージ、ジャカのプレイを1人でできてしまうスーパーな選手である。
ただ前に出た時の創造性はポグバには劣るため、高い位置で使うのはあまりよろしくないかもしれない。そう意味では正しくは守備ができるポグバに創造性が少し欠如した感じ。
それらを踏まえると、あくまで、トーマスがプレミアにフィットすればだが、ラカゼットのマイナスよりもトーマスのプラスの方が大きいと思う。
戦力的に見れば、得するのは間違いなくアーセナル。むしろトーマスを獲ろうと思えばラカゼット➕金銭も必要になってくると思う。
だから、この移籍ニュースは飛ばし記事である可能性が高い。
一番いいのはラカゼットに残ってもらい、来シーズン活躍してもらって、その上でユーロにも逆転で出場してほしいなと思う。
そんなわけで、トレードの噂について考察して見ました。
トーマス