サッカー 守備について適当に語るブログ

サッカーについて適当に書きます

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アーセナルVS ワトフォードざっくり感想とFAカップ決勝についてその2

yaissi.hatenadiary.com 前回その1ではワトフォード戦の感想をざっと書いたので今回はFAカップ決勝について触れたいと思う。 ★3バック濃厚 恐らくチェルシー戦は従来の3バックにして守備時には5バックを形成し、スペースを埋める戦い方を選択すると思う…

アーセナルVS ワトフォードざっくり感想とFAカップ決勝についてその1

長かったプレミアリーグもついに最終節を迎えた。アーセナルのシーズン総括はFAカップ終了後にやるとして、とりあえず最終節の感想から。 試合としては先に3点奪ったものの、後半怒涛のシュートを浴びて結果的にはなんとか3−2で逃げきったなという試合で…

ヴィッセル神戸VSガンバ大阪 感想 緻密なブロックと井手口のハードワークな試合

ヴィッセル神戸とガンバ大阪の神阪ダービー。 試合を通してボールを保持していたのは神戸で、ガンバは終盤けっこうピンチもあったが、それでもソリッドな守備と東口のファインセーブでなんとか逃げ切った試合であった。 ただピンチを招いたのはイニエスタの…

北海道コンサドーレ札幌VS横浜F・マリノス 感想 コンサドーレの盤石なマリノス対策

札幌のマリノス対策が非常に良かったなというのが率直な感想である。 先に先制したのはマリノスであったが、その後すぐにコンサドーレが逆転まで持っていたのは見事であった。 リードを奪った後は危なげない戦いで試合を進め、終盤には追加点という非常に理…

マンチェスター・ユナイテッドのリンデロフを通してみる深さをとる守備について

先日のプレミアリーグマンチェスタ・ユナイテッドVSウエストハムの試合が1対1の引き分けに終わったことで、マンチェスターは3位に浮上し、ウエストハムは残留に成功し、結果的に両者悪くない結果となった。 その試合個人的に注目していたのが、フィジカル…

ベガルダ仙台VS川崎フロンターレ感想 攻撃が多彩な川崎と耐えきれなかった仙台

川崎フロンターレの攻撃力と選手層がえげつない。この試合を観た率直な感想である。 仙台も前半はソリッドな守備で川崎を苦しめており、実際に2点を先行して勝ってもおかしくはない試合はしていたと思う。 ただし、後半川崎が攻めの圧を強めてきてきたとき…

好調名古屋グランパスを支える堅守のメカニズム

今シーズン古屋グランパスが非常に好調で、開幕から無敗を維持している。昨シーズン途中に風間監督からフィッガデンティが就任した時はスタイルが違いすぎて、どうなるかと思ったが、逆にそれが功を奏して、守備ブロックを作れてかつボールも持てるというバ…

横浜F・マリノス VS 横浜FC感想 果敢に挑んだ横浜FCとマンツーマンディフェンスの難しさ

マリノスと横浜FCの久しぶりの横浜ダービー、結果的に大差がついてしまったが、内容だけ見れば横浜FCもかなり善戦したなと思う。 仮に序盤のチャンスが一つでも決まっていれば、全然違った展開になっていたのは間違いない。 そう思わせるほど昇格チームは王…

”気が利くサイドバック”ルーク・ショーの重要性

個人的にプレミアリーグナンバーワンの左サイドバックはマンチェスター・ユナイテッドのルークショーだと思っている。 一般的には大方リバプールのロバートソンとかレスターのチルウェルとかを推す人がほとんどだと思うので、まあ正直少数派ではあると思う。…

FAカップ準決勝 アーセナルVSマンチェスター・シティ 会心の勝利のアーセナル 鉄壁の守備とティアニーの可変と先制点を呼び込んだルイスの縦パス その2

前回のその1では守備組織について書いたので今回はティアニーのことと、先制点の場面について深掘りしようかと思う。 yaissi.hatenadiary.com ★ティアニーの可変センターバック プレミアリーグのリバプール戦から左のセンターバックにはコラシナツに変わっ…

FAカップ準決勝 アーセナルVSマンチェスター・シティ 会心の勝利のアーセナル 鉄壁の守備とティアニーの可変と先制点を呼び込んだルイスの縦パス その1

いやー本当に会心の勝利であった。 リバプール戦と同じように守る時間が多かったのは事実だが、今回は要所要所で美しいパスワークを披露する機会もあり、往年のアーセナル彷彿させる瞬間があった。 先制点を奪ってからしかっり守り、カウンターで追加点をと…

横浜FC VS 川崎フロンターレ感想 面白かったサイドでの駆け引き

横浜FCと川崎フロンターレの試合、両者ともにポゼッション志向のチームということもあり、ボールを保持した際はテンポの良いパスワークを見ることができた。 結果的には、5−1と川崎の大勝にはなったが、横浜FCも一時同点に追いつき、その時間帯に関しては…

ウエストハムVSワトフォードの裏天王山 1枚上手だったウエストハムの組織力

残留争いの大一番、勝ち点で並ぶウエストハムとワトフォードのの直接対決である。 結果はモイーズ率いるウエストハムが3−1で勝利し、ほぼほぼ残留を決めた。 ワトフォードの残りの対戦カードがシティ、アーセナルであることを考えれば、この負けは痛恨であ…

レスター・シティ不調の要因から考えるレシーバーのレシーバーの重要性

リーグ再開後レスターが中々勝ち切れない。 要因は色々考えられるし、そもそも要因というよりは中断前が出来過ぎだった可能性もある。そこら辺議論が分かれるところではあるが、いずれにせよ絶好調ではない。 まず何よりここにきて怪我人が続出していること…

ダビド・ルイスについて 両足で蹴れるセンターバックの有効性

先日のノースロンドンダービーは非常に残念で、それについての内容は前回の記事で触れたので、今回は別のことについて話します。 ダビド。ルイスはスパーズ戦でもちょいちょいミスはあったものの、アーセナルの最終ラインの中では群を抜いてビルドアップが上…

アーセナル 狡猾なモウリーニョにやられたノースロンドンダービー

グーナーとしては絶対に負けられない試合、ノースロンドンダービー。試合の支配はしていたが、不用意なパスミスとセットプレイからの得点で負けるというのは、いかにもアーセナルらしい悪い意味で。 でこういう狡猾な勝ち方ができるのがモウリーニョの強みで…

チェルシーを窒息させたシェフィールド・ユナイテッドの鉄壁の守備について

シェフィールド・ユナイテッドが強い。 スパーズ、ウルブズ、チェルシー相手に3連勝は強すぎる。 しかもその中で失点はたったの1である。 とにかく守備が堅い。 全員が走ってとことんハードワークする。 ただこの過密日程でもへばる選手が少ないのは、闇雲…

セレッソの堅守の要因を考察

コロナウイルスの影響で中断を挟んだもののJリーグも3節が終了。 その中で強さを見せているのがセレッソ大阪で、ポゼションが上手く試合の進め方も巧みではあるが、何より特筆してるのは守備の堅さ。 後ろに人数をかけて引きこもっているわけではなく、オー…

マンチェスター・シティVSニューカッスル・ユナイテッド チグハグなニューカッスルの守備について

シティとニューカッスルの試合について、率直な感想を言うとシティが強すぎてシルバが偉大すぎる。 フォーデン、ジンチェンコ、シルバの子兵レフティテクニシャン達で形成する左サイドの連携がすこぶる良い。 一見プレーエリアが被りそうであるが、逆にそれ…

アーセナルVSレスター雑感 3バックの精度の差とサカの気の利いた守備とその他諸々その2

前回のその1に続きその2に行きたいと思う。 yaissi.hatenadiary.com ★サカの気の利いた守備 前回の記事で、アーセナルは中盤の後ろを左右のセンターバックがうまく消せていたと書いたが、それにプラスしてサカがのポジショニングが非常に絶妙だったことも…

アーセナルVSレスター雑感 3バックの精度の差とサカの気の利いた守備とその他諸々その1

いやー惜しかった。 でも内容は本当に良かったし、退場者を出した中で3位レスター相手に引き分けに持ち込めたのは御の字である。 そんななアーセナルVSレスターについての雑感を書きたいと思う。 ★スタメン まさかの3バック対決 スタメンがこちら。 アーセ…

パサーとゲームメーカーの違い

サッカーでよく使われる表現であるが意外と違いって何って聞かれると難しい。 単純にパサーはパスが上手い人という認識で良いと思う。 パスが上手いもいろいろあって、フィードが上手いやショートパスが上手いとった感じであるが、それらを組み合わせて的確…

あーセナル VSウルヴァーハンプトン 雑感 アルテタの優先順位とCBが持ち出せたらいいなと思う話その2

yaissi.hatenadiary.com 前回のその1ではアルテタの優先順位の葛藤について書いたが、今回は攻撃面で気になった部分について書きたいと思う。 ★噛み合わなかった右サイド 普段ほとんど右サイドをやることがないサカと冬に加入して以降初スタメンのセドリッ…

アーセナル VSウルヴァーハンプトン 雑感 アルテタの優先順位とCBが持ち出せたらいいなと思う話その1

アーセナルとウルヴァーハンプトンの試合。 グーナーとしては欧州への切符を掴みためにも絶対に負けたくなかった試合で、この試合勝てたのは非常に大きい。 勝てて本当に良かった。 で、アーセナルらしくなく試合巧者で強かな勝ち方であったのがこの試合のポ…

プレミアリーグ トッテナムVSシェフィールド・ユナイテッド スパーズ中盤への配給力の弱さ

おはようございますこんにちは、今回はトッテナムとシェフィールド・ユナイテッドの試合について書きたいと思う。 シェフィールドがスパーズを3−0で降した試合であるが、シェフィールドの出来は完璧であった。 中盤3枚のスライドの速さ、ハーフスペースを…

ダビド・ルイスのゲームを作る能力〜足元が上手いのと一味違う技術 

ダビド・ルイスと言えば、集中しているときはワールドクラスであるが、集中していないときはポカが多いみたいな印象を抱いているサッカーファンがほとんどであろう。 実際それに関しては正直否めないし、調子がいいときは目の覚める対人守備を見せる反面、ダ…

アーセナル サカのベストポジションを考察

アーセナルのブカヨ・サカのベストポジションはどこがいいのか。 ここ最近のアーセナルはアルテタがシステムや戦い方をかなり模索しているが、その中でもサカが様々な役割を試されている。 元々はウイングの選手で、今シーズン序盤エメリ時代(かなり昔の感…