サッカー 守備について適当に語るブログ

サッカーについて適当に書きます

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

CL ローマVSバルルセロナで思い出した2点差の難しさ

毎度のDAZNのクラシックマッチからブログを書きたいと思います。 今回は2017/2018シーズンのCL準々決勝2ndレグASローマとバルセロナの一戦から。 この試合は、1stレグでバルセロナがホームで4−1と圧勝したが、2ndレグローマにまさかの逆転を許した試合であ…

ロングスロー戦術について〜ロングスローは武器になります

ロングスローはとても有効な戦術である。 ストーク・シティにロリー・デラップというロングスローの名手がいて、彼は人間発射台と呼ばれていた。その名の通り、矢のようなスローを投げ、プレミアリーグの舞台で幾度なくチャンスを作り、その何割かは得点を生…

アーセナル ラカゼットとエンケティアの違い

現在のアーセナルのセンタフォワードのファーストチョイスはラカゼットである。 ただ中断の前の数試合はエンケティアが起用されることも多くなり、実際結果も残していた。 ただ現時点で両者のコンディションが万全であれば、間違いなくラカゼットの方が上で…

18/19チェルシーVSシティ ハーフスペースをめぐる駆け引き

DAZNのクラシックマッチから18/19シーズンのチェルシVSマンチェスターシティの一戦について書きたいと思います。 クラシックマッチといってもほんの1シーズン前の試合のことで、記憶もわりかし残っていたので特に新しい発見はなく、サッリのチェルシーが現…

アーセナル 最近噂のラカゼットとトーマス・パーティのトレード得するのはどっち❓

コロナウイルスの影響で各国の試合がないので、メディアも話題がなく、最近は移籍の飛ばし記事が多くなっている。 その中の1つがアーセナルのラカゼットとアトレチコマドリードのトーマス・パーティのトレードの噂について。 アーセナルはラカゼットの他に…

マンチェスターユナイテッドの鉄壁のサイドバックを支える中盤のハードワーク

今シーズンのマンチェスターユナイテッドは強豪相手に強い。それは堅い守備からのカウンター攻撃がハマるからである。 その堅い守備の要因の1つであるのが両サイドバックのルーク・ショーとワン・ビサカの対人の強さである。特にマンチェスターダービーの時…

ナショナルチームがタイトルを獲るには〜移植するかシンプルにやるか才能でねじ伏せるか

ここ最近のサッカー界では、クラブレベルでは面白い戦術がどんどん生まれ、常に進化している。ただチームに戦術に落とし込むにはそれ相応の時間がかるし、ペップのシティですら、一年目は成績が振るわなかった。 それを顔を合わせる機会が少ないナショナルチ…

アーセナルリーグ戦再開後に期待することその3 相手の中盤の守備ラインをどう越えるか〜エジルの活かし方

また前回に引き続き、アーセナルのリーグ戦再開後に期待することを書きます。 その3として相手の中盤の守備ラインをどう越えるか。 相手の最終ラインと中盤の間の隙間で待つ選手にどのようにボールを届けるかで、簡単に言うと、エジルにいい状態でボールを…

サイドバックのビルドアップ時の基本の立ち位置

個人的にビルドアップの時のサイドバックのポジショニングはめちゃくちゃ重要だと思う。足元が上手くてドリブルで運べたり、前線にいい配給をする以上に価値があると思っている。テレビで試合を見ていると、ボールに触れていないけど、サイドバックのポジシ…

アーセナルリーグ戦再開後に期待することその2 右サイドの攻撃〜ぺぺの活かし方

その1に引き続きアーセナルのリーグ戦再開後に期待したいことを書きます。 ★右サイドの攻撃 サイドバックの立ち位置 アルテタが監督になってから左サイドの攻撃が武器になっている一方、右サイドの攻撃まだ手付かずの印象。 現在の右サイドの攻めのパターン…

アーセナルリーグ戦再開後に期待することその1 カウンター対策

今シーズンのアーセナルはエメリ監督からアルテタ監督になってから目に見えて内容が良くなったものの、主任当初は内容の割にあまり勝てていなくモヤモヤがあった。ただ中断の前にはELは惜しくも負けたけど、リーグ戦は勝てるようになってきて、逆に中断モヤ…

抜かれないディフェンスが必ずしもいいとは限らない

サッカーのディフェンスには基本的な3原則が存在する。 まず最初に狙うのはインターセプト。インターセプトがだめな時は、相手に前を向かせない。 もし前を向かれたら、1発で飛び込まずに遅らせてできるだけ時間を稼ぐ。 インターセプト→前向かせない→遅ら…

アトレティコの堅守の仕組み

アトレティコ・マドリードと言えば、圧倒的なインテンシティと守備の強度が真っ先に思いつく。シメオネが監督に就任にしてから毎シーズンリーガの最小失点争いは上位である。 守備は正直理詰めだと思う。チームとして決められたブロックの形をどれだけサボら…

ストーミングについて

ここ最近、サッカー界ではポジショナルプレーともにストーミングという言葉が多くつかわれるようになった。 最初に使われたのは2017/2018シーズンにサイモン・クーパーという方がリバプールサッカーに対して述べたものである。 それよりも前にそういう概念は…

サイドバック守備時の基本ポジショニング 

もし急にサイドバックをやることになった人、サイドバックって守備の時サイドにいるだけじゃないの?って思っている方はぜひ知ってもらいたい。 意外とサイドバックは守備時忙しいし、ボールが来なくてもやることが結構ある。しかも地味で誰にも注目されない…

足元の上手いキーパーの見分け方

最近、足元の上手いキーパーがトレンドになっているが、じゃあ足元が上手いキーパーとはどういうことかということを紹介したい思う。 ★トラップが上手い トラップが上手いというのは、一回のタッチでドリブルもパスもなんでもできる位置に置くこと。要するに…

09/10シーズンCL準決勝 インテルVSバルセロナ 偽9番の布石となった試合

今回もDAZNの過去の試合から09/10シーズンのCL準決勝インテルVSバルセロナについて。 このシーズンはモウリーニョインテルの2年目のシーズンで、タイトルを総なめにし、後に低迷することになるインテルが絶頂期を迎えてた時期である。 シーズン前にエトーと…

CL優勝監督を料理人に例えると

現在、現役でチームを率いているCL優勝監督は全部で6人。ルイス・エンリケ、ジダン、モウリーニョ、グアルディオラ、アンチェロッティ、クロップでその内、ルイス・エンリケとジダン以外は全てプレミアリーグの所属である。 プレミアリーグがどれだけ群雄割…

SBからCBへのコンバートについて その2

★チャレンジ&カバー サッカーをよく見る人であれば一度は聞いたことがあろうこと。簡単に言うとセンターバックのどちらかが相手にチャレンジした時は、その一方がカバーに入ると言うことであるが、それが個人のプレーだけでも存在する。 守備の大原則は自分…

SBからCBへのコンバートについて その1

センターバックの選手が、守備の強化等を目的として、サイドバックで使われることは多々ある。今シーズンのプレミアリーグだけでもスパーズのフェルトンゲンやタンガンガ、アーセナルのソクラティス、チェルシーのトモリが本来はセンターバックの選手である…

進化したプレミアリーグ

プレミアリーグは思っている以上に進化していた。2008/2009シーズンのリバプールVSアーセナルの試合を観た率直な感想である。この試合は冬に加入したばかりのアルシャヴィンがアンフィールドで1人で4点も決めてしまう試合で、当時中学生だった私の記憶には衝…

過度期のマンチェスターダービー 11/12シーズン

11/12シーズンのプレミアリーグと言えば、前年度にマンチェスターユナイテッドがCL決勝でペップバルサに2度目の敗戦を決して、黄金期の終わりが近づいていた時で、かたやマンチェスターシティはオイルマネーの力で徐々にプレミアの覇権を狙える位置に上り詰…

モウリーニョと左利きキーパー

強いチームには必ず優秀なキーパーがいる。 モウリーニョのチームも例外ではなく、タイトルを取る時は必ず世界有数のキーパーを要している。しかしどういうわけか、左利きが多い。 フットボールにおける左利きは全体の約1割と言われている。その中でキーパ…

懐かしのCL決勝 07/08マンチェスターユナイテッドVSチェルシー

私がこの試合初めて観たのは中学生の時である。当時のユナイテッドはプレミアリーグ連覇中で、最初の全盛期を迎えた頃のクリスティアーノ・ロナウドを要し、黄金時代を謳歌していた。 記憶の中では、ユナイテッドがゴリゴリに攻めて、チェルシーがゴリゴリに…