2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
FAカップ準々決勝の感想を超絶簡単に書いていきます。 ★3バックについて アルテタは就任当初から4バックで試合に臨んでいても、ジャカを下げる等で後ろを3枚に可変させる戦いはけっこう好んでやっている。 ここ2試合は3バックであるが、その相手はどち…
今ウルブズことヴァーハンプトンが熱い。 プレミアリーグに関しては1月のリバプール戦以来負けておらず、中断明けも3連勝を達成している。 その強さを支えているのが何より守備の堅さだ。 直近のアストンビラとのダービーでもクリーンシート達成し、中断前…
yaissi.hatenadiary.com 前回はアーセナルVSサウサンプトンのビルドアップについて書いたので、今回は押し込まれた後半の守備について書いていこうと思う。 ★押し込まれた後半 前半で先制して、サウサンプトンが前に出てきたこと、そもそも前半からサイドで…
アーセナルVSサウサンプトンの試合は相手のミスにつけ込んだアーセナルが2−0と勝った試合で、正直内容的にはどちらが勝ってもおかしくなかった。 アーセナルとしてはかなりの辛勝である。 その中で気になったことは、アルテタ監督らしくないサイドでの窒息…
マンチェスター・シティのアンカーは個人的にフェルナンジーニョの方がいいんじゃないかと勝手に思っていた。 守備での潰しもそうだが、運べるドリブルや展開力を含めてもロドリ及ばず、どちらかというと世代交代を意識して起用だと思っていた。 ただ最近ゲ…
繋ぐチームVS蹴るチーム、最先端の戦術VS古代の戦術。 この試合はある種、対局なスタイルを信条とするチームの異種格闘技的な要素があった。 一見シティはゴリゴリフィジカルで押してくる相手を苦手としてるのではないかというイメージを抱きがちであるが、…
内容を説明するのがめんどくさいのでこれ。 言わずと知れたグアルディオラのポジショナルフットボールについて事細かく記載されている。 サッカーの戦術勉強したい人には至高の作品である。 で僕個人の感想としては、1番深いと感じたのは後書き。 後書きはそ…
yaissi.hatenadiary.com 前回に引き続きアーセナルVSブライトンの雑感について書きたいと思います。 ★右サイドの停滞 アルテタが監督になって左サイドの攻撃が活性化されたのに対して、慢性的に右サイドが停滞気味である。 ある程度左サイドに人数を集めてい…
いやーブライトン戦はほんとに後味が悪かった。 レノが負傷して、最後の最後にそのレノを負傷させたモペイに決められるというグーナーとしては心の底から発狂したくなるゲーム。 正直、分析のために2度見するのは非常にしんどかった。 ただ、見返すと今節の…
サッカーは身体能力自慢を集めて、その上で緻密な戦術で強固なブロックを作ったとしても、コートを11人で守るのは絶対不可能なスポーツである。 だからどこかしら強固にしようと思ったら、どこかが空いてしまう。 1番多い例で言えば前からハイプレスをかけ…
ビルドアップで多いのが最終ラインで数的優位を作るということ。 当然相手が1人しか来ない時は両センターバックで事足りるが、2枚でプレスに来るときは、後ろを増やして3枚にするみたいな感じである。 1番有名なのが、中盤の選手が最終にラインの真ん中に…
ビジャレアルが前半のバッカの得点を守り1−0で勝利した試合。 後半マジョルカは自分達の時間を作り押せ押せの展開を迎えたが、惜しくも後1歩届かなかった。 個人的にたらればを言うとしたら、慣れない5バックで行くべきではなかったなということ。 相手…
ラ・リーガ再開後早くも2戦目。 バルセロナがアンス・ファティとメッシのPKの計2−0でレガネスを降した試合であったが、割とバルセロナがレガネスの組織的にな守備に手こずったなという試合である。 というわけで今回は惜しくも敗れたレガネスがどのような…
今節バイエルンはミュラーとレバンドフスキが累積で欠場で、相手はCL圏内のBMG、さらに左サイドバックのアルフォンソ・デイビスがベンチスタートということでもしかしすると番狂わせがあるかなと思っていた。 結果はBMGもチャンスを作れていて、終了間際まで…
点を取れるストライカーはほぼ全員斜めのランニングが上手い。 俗に言うダイアナゴルランと呼ばれるものである。 その中でもバルセロナのルイス・スアレスの動きが抜群にうまい。 直近のマジョルカ戦でも途中出場から何度かチャンスを迎えていたが、そのほと…
いよいよラ・リーガも再開。 再開の初戦はバルセロナとマジョルカ。 日本人的にはやはり久保君が古巣相手にどれだけできるかも注目ポイントである。 というわけで今回はそのバルサVSマジョルカの感想について書きたいと思う。 ★スタメン レビュー記事ではな…
毎度毎度いろんな戦い方を見せてくれるナーゲルスマン監督率いるライプツィヒの試合が本当に面白い。 恐らく4−2−2ー2のハイプレスで狭くせめて狭く守るというのが基本コンセプトだとは思う。 ただ、試合ごとに相手のシステムや戦い方によって自分たちも…
ポゼッションサッカーって強いチームがやっているイメージがあって、ボールを回せるイコール足元のテクニックが高いという先入観を抱いている人は結構多いのではないかと思っている。 実際基本的な止める蹴るができなければ、パスを出すことも止めることもで…
yaissi.hatenadiary.com 前回のその1の続きからになります ★油分多めなこってり美味クロップ クロップの代名詞と言われれば、「ゲーゲンプレス」と呼ばれる戦術で、奪われたボールを激しいプレスで即座に奪い返す戦法だ。 他のチームが行うプレッシングとの…
名監督の条件といえば何を思い浮かべるだろうか。 リーグ優勝、上位争い、残留、昇格、率いるチームの状況によって様々であるが、その中でチャンピオンズリーグ優勝も間違いなく名監督の条件の1つといえる。 現在、現役でチームを率いている監督の中でチャン…
バイエルンのダビド・アラバのセンターバックがすこぶるいい。 ただそれを活かしているのは快速サイドバックアルフォンソ・デイビスだと個人的に思っている。 バイエルンの新鋭アルフォンソ・アウベスの魅力と言えば圧倒的なスピード。 今シーズン途中からス…
ブンデスリーガ第30節バイヤー・レバークーゼンVSバイエルン・ミュンヘン。 率直な感想はバイエルン強すぎ。正直個が強すぎて戦術どうこうよりかはバイエルンが普通にやって普通に勝ったという印象。 レバークーゼンとしては前半先制したもののパスミスか…
前回のその1に続き引き続きナショナルチームとイングランド代表について ★シンプル・イズ・ベスト型 2つ目が、どちらかというと守備に重きを置き、ハードワークやブロックの構築に時間を割くいわゆる負けないサッカーである”シンプル・イズ・ベスト型だ。 …
スリーライオンズことイングランド代表の期待値が日増しに高まっている。 2018年ロシアワールドカップで久しぶりのベス4進出と躍進したメンバーに、新しく有望な若手も台頭し、新型コロナウイルスの影響で延期になったユーロ2021年制覇も現実味を帯…
レアル・マドリーとスペイン代表でキャプテンマークを巻くセルヒオ・ラモスはかなり前から世界最高のセンターバックとして認識されている。 ただ、ラフプレーだったり、言動だったりでなんとなく悪いイメージが先行してる感もある。 また、最近ではファン・…
ビルドアップが苦手な人やパスが下手な人がよく言われるのが、「ボールをもらう前に周り見ろ!」ってこと。 僕も高校時代はビルドアップが超絶苦手でよく監督から怒られていた。 周りを見ろと言われてたからボールをもらう前にかなり首を振っていた。しかし…
今シーズンのナーゲルスマン監督率いるライプツィヒは相手に合わせてシステムや戦術を変えることは有名である。 前回ライプツィヒの記事を書いた時は4−2−2ー2のシステムを運用した際のハイプレスのメカニズムを書いた。 yaissi.hatenadiary.com しかし直…
相手のディフェンスラインと中盤の間のスペースに縦パスを入れるには、いかに狭い隙間を広げられるかが非常に重要になってくる。 要するに中央を閉めているボランチの選手をどかしたいというわけだ。 サッカー通ぽく言うといかに釣り出せるか。 その狙いが面…
エンゴロ・カンテとクロード・マケレレが比較されることは非常に多い。 チェルシーの守備的MF、フランス人、小柄、運動量等似てる要素はかなり多く、プレースタイルもかなり似ていると言われている。 ただ個人的には、カンテとマケレレは若干タイプが違う選…