FAカップ アーセナルVSシェフィールド・ユナイテッド感想
FAカップ準々決勝の感想を超絶簡単に書いていきます。
★3バックについて
アルテタは就任当初から4バックで試合に臨んでいても、ジャカを下げる等で後ろを3枚に可変させる戦いはけっこう好んでやっている。
ここ2試合は3バックであるが、その相手はどちらも2トップである。
もしかしたらビルヂアップ時の数的有利を重視している可能性はある。
3バックの真ん中のダビド・ルイスはすこぶるいい。
ビルドアップに関しては世界最高峰だと思っている。
高精度の縦パス入れれて、さらに溜めて相手を引きつけることができる。
ビルドアップが上手くない選手の特徴は、来たボールをすぐに叩いてしまうことである。
確かに奪われるくらいなら早く誰かに渡した方が断然いいが、それだと中盤や前線が前を向けない。
ルイスのいいところは相手を引きつけてからパスを出せることで、3バックだとそれを中央で行うことができるので非常にいい。
ムスタフィは縦パスの意識は高い
もう少し運べるようになるとウイングバックが助かる。
守備に関しては相変わらず突っ込みすぎることもあるが前への強さは良き。
コラシナツ
前に出てインターセプトする守備ができるのでそこは3バックだとハマる可能性はある。
★ウイングバックティアニーについて
前節は1つ後ろで使われていたティアニーが今節はウイングバックで起用されたわけだが、非常によかった。
攻め上がるタイミングが非常にいいのと、前にスペースがある状況で受けると何かしから仕事するなという印象。
アーセナルは変則的なシステムで、サカをインサイドハーフの位置に置いており、外のレーンを使うのはティアニしかいない状況であったが、その方が逆に活きるかもしれない。
★サカのインサイドハーフについて
時には外に出て受けさせて浮かせる形が前回はよかったが、今回は比較的中にいることが多かった。
サカの中で受けるポジショニングセンスはあるので今後どうなるかもう少し見てみたい気もする。
ただし、ゲームメークは期待できないので、後ろのビルドアップ能力の向上はマストである。
だから、やるならゲームを作る選手は必要である。
★ラカゼットについて
ラカゼットはやっぱり気の利いたタイミングでボールを受けに来てくれる。
また縦パスを収める能力も高いし、ファールをもらうこともできる。
ヌケティアは動き回ってボールを引き出すタイプであるが、ラカゼットはどちらかというとどっしりと構えるタイプ。
後ろがきついときは受けてくれるので非常に助かる。
また周りを活かすのもうまい。
ぜひ使って欲しい。
最後すごい適当になったがざっとこんな感じである。