サッカー 守備について適当に語るブログ

サッカーについて適当に書きます

FAカップ準決勝 アーセナルVSマンチェスター・シティ 会心の勝利のアーセナル 鉄壁の守備とティアニーの可変と先制点を呼び込んだルイスの縦パス その2

前回のその1では守備組織について書いたので今回はティアニーのことと、先制点の場面について深掘りしようかと思う。 yaissi.hatenadiary.com ★ティアニーの可変センターバック プレミアリーグのリバプール戦から左のセンターバックにはコラシナツに変わっ…

FAカップ準決勝 アーセナルVSマンチェスター・シティ 会心の勝利のアーセナル 鉄壁の守備とティアニーの可変と先制点を呼び込んだルイスの縦パス その1

いやー本当に会心の勝利であった。 リバプール戦と同じように守る時間が多かったのは事実だが、今回は要所要所で美しいパスワークを披露する機会もあり、往年のアーセナル彷彿させる瞬間があった。 先制点を奪ってからしかっり守り、カウンターで追加点をと…

横浜FC VS 川崎フロンターレ感想 面白かったサイドでの駆け引き

横浜FCと川崎フロンターレの試合、両者ともにポゼッション志向のチームということもあり、ボールを保持した際はテンポの良いパスワークを見ることができた。 結果的には、5−1と川崎の大勝にはなったが、横浜FCも一時同点に追いつき、その時間帯に関しては…

ウエストハムVSワトフォードの裏天王山 1枚上手だったウエストハムの組織力

残留争いの大一番、勝ち点で並ぶウエストハムとワトフォードのの直接対決である。 結果はモイーズ率いるウエストハムが3−1で勝利し、ほぼほぼ残留を決めた。 ワトフォードの残りの対戦カードがシティ、アーセナルであることを考えれば、この負けは痛恨であ…

レスター・シティ不調の要因から考えるレシーバーのレシーバーの重要性

リーグ再開後レスターが中々勝ち切れない。 要因は色々考えられるし、そもそも要因というよりは中断前が出来過ぎだった可能性もある。そこら辺議論が分かれるところではあるが、いずれにせよ絶好調ではない。 まず何よりここにきて怪我人が続出していること…

ダビド・ルイスについて 両足で蹴れるセンターバックの有効性

先日のノースロンドンダービーは非常に残念で、それについての内容は前回の記事で触れたので、今回は別のことについて話します。 ダビド。ルイスはスパーズ戦でもちょいちょいミスはあったものの、アーセナルの最終ラインの中では群を抜いてビルドアップが上…

アーセナル 狡猾なモウリーニョにやられたノースロンドンダービー

グーナーとしては絶対に負けられない試合、ノースロンドンダービー。試合の支配はしていたが、不用意なパスミスとセットプレイからの得点で負けるというのは、いかにもアーセナルらしい悪い意味で。 でこういう狡猾な勝ち方ができるのがモウリーニョの強みで…

チェルシーを窒息させたシェフィールド・ユナイテッドの鉄壁の守備について

シェフィールド・ユナイテッドが強い。 スパーズ、ウルブズ、チェルシー相手に3連勝は強すぎる。 しかもその中で失点はたったの1である。 とにかく守備が堅い。 全員が走ってとことんハードワークする。 ただこの過密日程でもへばる選手が少ないのは、闇雲…

セレッソの堅守の要因を考察

コロナウイルスの影響で中断を挟んだもののJリーグも3節が終了。 その中で強さを見せているのがセレッソ大阪で、ポゼションが上手く試合の進め方も巧みではあるが、何より特筆してるのは守備の堅さ。 後ろに人数をかけて引きこもっているわけではなく、オー…

マンチェスター・シティVSニューカッスル・ユナイテッド チグハグなニューカッスルの守備について

シティとニューカッスルの試合について、率直な感想を言うとシティが強すぎてシルバが偉大すぎる。 フォーデン、ジンチェンコ、シルバの子兵レフティテクニシャン達で形成する左サイドの連携がすこぶる良い。 一見プレーエリアが被りそうであるが、逆にそれ…

アーセナルVSレスター雑感 3バックの精度の差とサカの気の利いた守備とその他諸々その2

前回のその1に続きその2に行きたいと思う。 yaissi.hatenadiary.com ★サカの気の利いた守備 前回の記事で、アーセナルは中盤の後ろを左右のセンターバックがうまく消せていたと書いたが、それにプラスしてサカがのポジショニングが非常に絶妙だったことも…

アーセナルVSレスター雑感 3バックの精度の差とサカの気の利いた守備とその他諸々その1

いやー惜しかった。 でも内容は本当に良かったし、退場者を出した中で3位レスター相手に引き分けに持ち込めたのは御の字である。 そんななアーセナルVSレスターについての雑感を書きたいと思う。 ★スタメン まさかの3バック対決 スタメンがこちら。 アーセ…

パサーとゲームメーカーの違い

サッカーでよく使われる表現であるが意外と違いって何って聞かれると難しい。 単純にパサーはパスが上手い人という認識で良いと思う。 パスが上手いもいろいろあって、フィードが上手いやショートパスが上手いとった感じであるが、それらを組み合わせて的確…

あーセナル VSウルヴァーハンプトン 雑感 アルテタの優先順位とCBが持ち出せたらいいなと思う話その2

yaissi.hatenadiary.com 前回のその1ではアルテタの優先順位の葛藤について書いたが、今回は攻撃面で気になった部分について書きたいと思う。 ★噛み合わなかった右サイド 普段ほとんど右サイドをやることがないサカと冬に加入して以降初スタメンのセドリッ…

アーセナル VSウルヴァーハンプトン 雑感 アルテタの優先順位とCBが持ち出せたらいいなと思う話その1

アーセナルとウルヴァーハンプトンの試合。 グーナーとしては欧州への切符を掴みためにも絶対に負けたくなかった試合で、この試合勝てたのは非常に大きい。 勝てて本当に良かった。 で、アーセナルらしくなく試合巧者で強かな勝ち方であったのがこの試合のポ…

プレミアリーグ トッテナムVSシェフィールド・ユナイテッド スパーズ中盤への配給力の弱さ

おはようございますこんにちは、今回はトッテナムとシェフィールド・ユナイテッドの試合について書きたいと思う。 シェフィールドがスパーズを3−0で降した試合であるが、シェフィールドの出来は完璧であった。 中盤3枚のスライドの速さ、ハーフスペースを…

ダビド・ルイスのゲームを作る能力〜足元が上手いのと一味違う技術 

ダビド・ルイスと言えば、集中しているときはワールドクラスであるが、集中していないときはポカが多いみたいな印象を抱いているサッカーファンがほとんどであろう。 実際それに関しては正直否めないし、調子がいいときは目の覚める対人守備を見せる反面、ダ…

アーセナル サカのベストポジションを考察

アーセナルのブカヨ・サカのベストポジションはどこがいいのか。 ここ最近のアーセナルはアルテタがシステムや戦い方をかなり模索しているが、その中でもサカが様々な役割を試されている。 元々はウイングの選手で、今シーズン序盤エメリ時代(かなり昔の感…

FAカップ アーセナルVSシェフィールド・ユナイテッド感想

FAカップ準々決勝の感想を超絶簡単に書いていきます。 ★3バックについて アルテタは就任当初から4バックで試合に臨んでいても、ジャカを下げる等で後ろを3枚に可変させる戦いはけっこう好んでやっている。 ここ2試合は3バックであるが、その相手はどち…

ウルブズの強さを支える堅守について考察

今ウルブズことヴァーハンプトンが熱い。 プレミアリーグに関しては1月のリバプール戦以来負けておらず、中断明けも3連勝を達成している。 その強さを支えているのが何より守備の堅さだ。 直近のアストンビラとのダービーでもクリーンシート達成し、中断前…

アーセナルVSサウサンプトン雑感 サイドでの窒息とアルテタの守備修正その2

yaissi.hatenadiary.com 前回はアーセナルVSサウサンプトンのビルドアップについて書いたので、今回は押し込まれた後半の守備について書いていこうと思う。 ★押し込まれた後半 前半で先制して、サウサンプトンが前に出てきたこと、そもそも前半からサイドで…

アーセナルVSサウサンプトン雑感 サイドでの窒息とアルテタの守備修正その1

アーセナルVSサウサンプトンの試合は相手のミスにつけ込んだアーセナルが2−0と勝った試合で、正直内容的にはどちらが勝ってもおかしくなかった。 アーセナルとしてはかなりの辛勝である。 その中で気になったことは、アルテタ監督らしくないサイドでの窒息…

今更気づいたロドリのサッカーセンス

マンチェスター・シティのアンカーは個人的にフェルナンジーニョの方がいいんじゃないかと勝手に思っていた。 守備での潰しもそうだが、運べるドリブルや展開力を含めてもロドリ及ばず、どちらかというと世代交代を意識して起用だと思っていた。 ただ最近ゲ…

シティVSバーンリー 蹴らせてもらえないバーンリーとポジショナルなシティ

繋ぐチームVS蹴るチーム、最先端の戦術VS古代の戦術。 この試合はある種、対局なスタイルを信条とするチームの異種格闘技的な要素があった。 一見シティはゴリゴリフィジカルで押してくる相手を苦手としてるのではないかというイメージを抱きがちであるが、…

ポジショナルフットボール教典の感想 戦術はサッカーの一部でしかないなという話

内容を説明するのがめんどくさいのでこれ。 言わずと知れたグアルディオラのポジショナルフットボールについて事細かく記載されている。 サッカーの戦術勉強したい人には至高の作品である。 で僕個人の感想としては、1番深いと感じたのは後書き。 後書きはそ…

あーセナルVSブライトン戦の雑感その2 右サイドの停滞と最終ラインの配給

yaissi.hatenadiary.com 前回に引き続きアーセナルVSブライトンの雑感について書きたいと思います。 ★右サイドの停滞 アルテタが監督になって左サイドの攻撃が活性化されたのに対して、慢性的に右サイドが停滞気味である。 ある程度左サイドに人数を集めてい…

アーセナルVSブライトン戦の雑感その1 サカのインサイドハーフとゲンドゥージのアンカー

いやーブライトン戦はほんとに後味が悪かった。 レノが負傷して、最後の最後にそのレノを負傷させたモペイに決められるというグーナーとしては心の底から発狂したくなるゲーム。 正直、分析のために2度見するのは非常にしんどかった。 ただ、見返すと今節の…

守備の本質はどこを守るかじゃなくていかに守らなくていい場所を守らないか 守備下手な人の特徴

サッカーは身体能力自慢を集めて、その上で緻密な戦術で強固なブロックを作ったとしても、コートを11人で守るのは絶対不可能なスポーツである。 だからどこかしら強固にしようと思ったら、どこかが空いてしまう。 1番多い例で言えば前からハイプレスをかけ…

ビルドアップで数的優位を作る本質

ビルドアップで多いのが最終ラインで数的優位を作るということ。 当然相手が1人しか来ない時は両センターバックで事足りるが、2枚でプレスに来るときは、後ろを増やして3枚にするみたいな感じである。 1番有名なのが、中盤の選手が最終にラインの真ん中に…

墓穴を掘ったマジョルカの5バックシステム マジョルカVSビジャレアル

ビジャレアルが前半のバッカの得点を守り1−0で勝利した試合。 後半マジョルカは自分達の時間を作り押せ押せの展開を迎えたが、惜しくも後1歩届かなかった。 個人的にたらればを言うとしたら、慣れない5バックで行くべきではなかったなということ。 相手…